2026/2/1

登記及び元になる実体法に関してAIは当てにならない

 ここ最近、依頼された仕事に関し、疑問点の質問用に、無料で使用できる代表的なAIを3つほど使用していますが、登記及びその元になる民法等の実体法に関し、AIは当てにならないというのが、私の実感です。大雑把な実感は、7割程度の信頼性といったところでしょうか。3割近くは眉唾、若しくは明確な誤りも多々見られます。相続に関して質問した際、第2順位の存続について、父母が亡くなると、祖父母にはいかない、父母が亡くなった時点で第3順位の兄弟相続となると回答したAIもあり、思わず、「オイオイオイオイ、さすがにそれはマズイだろう」、と呟きたくなりました。商業登記も結構デタラメで、特に印鑑関係は弱い印象があります。3つ使うと、少なくとも1つは、おかしな解答を出す印象です。

 面白いので、登記業務に限らず、AIは使っているのですが、現時点では、世間で言われているほどの信頼性はないかな、というのが私の感想です。

 登記に関しては、司法書士有資格者が、「ここは誤り、ここは眉唾」と選別する分にはある程度使えますが、一般の方が本人申請でAIを頼りにするのは、危険です。登記は厳格なので、3割眉唾ですと、AIに頼り切るのはハイリスクです。特に、商業登記で単純とは言えない役員変更にAIを使いますと、大やけどをする可能性がありますので、要注意です。