2025/7/3
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本試験会場では、最低限のマナーを守る |
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試験会場で知り合いに会っても、挨拶するだけで、話はしない、これは、資格試験においてのマナーだと思います。講師もこれを推奨する人は多いかと思います。私個人は、知り合いに会っても、会釈だけで、言葉を交わす挨拶は不要だと思っています。 昼休みについては、勉強する、休む、人それぞれでも良いと思いますが、私は休む派で、食事をして、覚えづらい事項に少し目を通した後、机に突っ伏して、寝ていました。眠れなくても、目と頭を休めていました。 ところが、平成26年度試験だったと思いますが、当時の千葉会場の千葉商科大学の教室で、私の座席は出入り口の近くだったのですが、いつもどおり昼休みに寝ていたところ、入り口近くの廊下で、二人組が延々と喋っていて、眠れませんでした。 正確には、二人で喋っていたのではありません。一人が延々と、もう一人に喋っていたのです。喋っていたのは40代ぐらいの真面目そうなサラリーマン風の男性、喋りかけられていたのは、その相手の一回りほど年下に見える男性でした。その喋りの内容が、何処の予備校の講座はどうだとか、予備校評、講座評を、延々と一方的に喋りかけているのです。本試験当日の昼休みに話すことではありません。しかも、15分から20分は、一方的に喋っていたと思います。喋りかけられている方は、「いい加減にしてくれ。」と、内心思っていたのでしょう、露骨に迷惑そうな表情をしていました。しかし、注意すると、そのこと自体で自身の心が乱れるので、注意しなかったのでしょう。私も注意するか迷ったのですが、心が乱れるのが嫌で、その場をやり過ごしました。不安で、何か喋っていたかったのでしょうが、ほかの受験生にとっては、大迷惑です。これが、長い受験生活の中で見た、最大のマナー違反でしたが、別の年の千葉会場で、カップルで来ていた受験生が、昼休みに千葉商科大学の教室で、食事をしながら、結構長いこと、お喋りをしたのを見たことがあります。二人の座席はすぐ近くで、20代後半から30代に見えたので、もしかしたら夫婦かもしれません。しかし、仮に夫婦でも、試験当日の教室内でのお喋りは、マナー違反でしょう。 また、若くてやる気のある受験生が、気持ちが高ぶっているのか、必要以上に大きな音で記述を書いたりすることもありますが、これもマナー違反でしょう。試験中、大きな音を出す、必要以上に大きなため息をつくのも、好ましくないと思います。 私は、試験は不正行為をやらないかぎり何でもありだと、何度も述べてきましたが、正確には、「本試験で最低限のマナーを守ることが前提で、不正行為をやらない限り、何でもあり」です。本試験の場において、自分も他人も気持ちよく試験を受けられるよう、最低限のマナーを守りたいものです。 |
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