2025/3/24
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相続土地国庫帰属制度による承認数(令7.2.28現在) |
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相続により取得した土地が不要な場合、国庫に帰属させる、相続土地国庫帰属制度が開始され、本年2月末の時点で、2年弱、約1年10か月が経過しました。以前の記事では、令和6年12月31日現在の承認数を掲載しましたが、2か月後の令和7年2月28日現在は、どの程度承認されたのでしょうか。 法務省のHPによりますと、令和7年2月28日現在で、申請件数は3,462件で、承認されたのが、1,430件です。前回と比べ、申請件数は263件、承認件数は244件の増加でした。申請件数は減少しましたが、年末年始を挟んだので、仕方ないかもしれません。承認の割合は約41.3%と、約37%だった前回よりも、4.3%上昇しました。鈍化した前回の上昇率よりも、再び伸び率は上昇しました。伸び率の鈍化は、隔月の調査で3回連続続いたので、そこに歯止めがかかったのは、良い傾向だと思います。 却下件数が前回の51件から3件増えた54件、不承認件数が前回の46件から6件増えた52件でした。この辺の増加数は、前回と大差ないかと思います。また、取下げが前回より46件増えた546件であり、こちらは前々回から前回への79件の増加よりも33件減少しました。この辺も良い傾向だと思います。 いずれにも当てはまらないものが前回の1,416件から36件減少した1,380件でした。未だ審査中が39.8%と思われ、前回の44.26%よりも4.46%減少、これも良い傾向だと思います。 予断は許しませんが、今回は、前回よりも改善された点が多いのが特徴でした。 田舎のいらない土地を何とかしたい、という話は、今年に入ってからも2件聞きました。うち1件は売買による取得なので本制度の対象外ですが、相続以外の取得方法によって取得したいらない土地についても、今後は対応が必要なように思います。 |
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