2025/2/2

W不倫の処理は書面化しよう

 最近身近で、W不倫の話を聞きました。お互い離婚せずに再構築、慰謝料請求もしないということで話し合いがついたそうですが、ほどなくして奥さんに不倫された旦那さんが、話を蒸し返してきたそうです。また、不倫当事者の男性は、もう別れたつもりですが、相手女性は、未だに好意を持っていることを言ってくるそうです。

 以前書いた記事とほぼ同内容になってしまいますが、やはり、W不倫の和解契約は、書面にすべきでしょう。どうしても、慰謝料を請求すると弁護士に依頼することが頭によぎりますが、慰謝料請求しない再構築ですと、書面にせず、士業を介さない、当事者同士での話し合いで終えてしまうケースが多いようです。

 しかし、一番怖いのは、話の蒸し返しです。消滅時効前に約束を反故にし、慰謝料請求してくるパターンが一番面倒です。ではこちらも請求しようとしても、相手方が行方知れずになるケースでは、こちらのみの支払いとなってしまいますし、こちらは離婚しないが先方は離婚する場合、こちらの負担だけが重くなります。そのような蒸し返しを防ぐためにも、書面にすべきでしょう。

 また、次に不貞行為が発覚した場合における高額な慰謝料の設定、仕事以外で接触した場合の高額な違約金等も盛り込めば、再発予防になるでしょう(それでも破る場合もありますが。)。

 いずれにせよ、和解契約を口約束で済ませるか、書面化するかでは、その後の安定性に、雲泥の差があります。大筋で和解が成立している場合の契約書の作成のみであれば、男女間トラブルに精通している司法書士や行政書士に依頼すれば、公正証書でない場合、2,3万円そこそこで済みます。後々の蒸し返しや約束の反古というリスクを考えれば、安いものです。是非、口約束で済ませずに、専門家に相談していただきたいところです。