2024/12/28
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おひとりさまのための自治体による終活支援 |
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おひとりさまのための自治体による終活支援で有名なのは、横須賀市のエンディングプラン・サポート事業です。預託金の支払いが必要ではありますが、葬儀・納骨、リビングウィル、安否確認など、お一人様に対する終活対策が充実しています。TV報道も多く、目にした方も多いかと思います。 そこで、同様の活動を行っている自治体がないか、調べてみました。漏れはあるとは思いますが、私がざっと調べた限りでは、横須賀市と同等のサービスを行っているのは、同じく神奈川県で大和市、川崎市、そのほかの地域では、神戸市、京都市、名古屋市ぐらいでした(自治体そのものではありませんが、相模原市の社会福祉協議会にもあります。)。 あれだけ横須賀市の取り組みが報道されているのですら、もう少しほかの自治体にも導入されていても良いと思うのですが…南関東は神奈川にあるだけで、東京、千葉、埼玉にはないのが残念でした。 預託金は、横須賀市が26万円、神戸市が36万円、京都市、名古屋市が25万円、川崎市が入会金2万円、年会費9,600円、預託金60万円以上(葬儀・埋葬費用のほか、遺言執行費用も含む)でした。川崎市のみ違ったシステムでの料金のようですが、良心的な金額のように思います。 エンディングノートの配布を行っている自治体はチラホラあるのですが(それでも、ごく少数です。)、葬儀・納骨まで踏まえた終活の支援を、是非、ほかの自治体にもやっていただきたいと思います。 |
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