2024/9/16

ダウンロード可能なエンディングノート

 近年、エンディングノートが注目されています。遺言書のような法的拘束力はありませんが、存命中及び死後の自分の希望をまとめて記録しておくもので、遺言のような法律上の形式はなく、自由に記載できます。

 エンディングノートに記載するとよい項目例として、生年月日、携帯電話番号、いざというときに連絡してほしい者の氏名・連絡先等「自分の情報」、遺言の有無と保管場所、財産目録、キャッシュカード情報等「相続・財産に関すること」、血液型、常用薬、既往症、保険証番号、かかりつけ医等「医療・介護情報」、葬儀の希望等「死後に関すること」等があります。

 このエンディングノート、自治体によって扱いが異なるようです。千葉県東葛地区をネット検索してみたのですが、柏市は、社会福祉法人柏市社会福祉協議会のサイトで、「わたしの希望ノート」というエンディングノートがダウンロードできます(柏市社協でも配布しているそうです。)。

 このサイトは、記入編、資料編、体験版と、三種類がダウンロードできるという優れものです。ネット検索する限りは、松戸市、流山市、野田市にはこのようなものが見当たりませんでした。我孫子市が配布の実績があるのみで、ダウンロードは行っていなようです。

 エンディングノートは、おひとりさまの終活には必要不可欠のように思います。気になる方は、お住まいの地域と「エンディングノート」で検索してみたらよろしいかと思います。