2024/6/19

養育費を支払うべき子の年齢

 養育費を支払うべき子は、未成熟の子です。したがって、養育費を支払うべき子の年齢は、原則として20歳までです。成年年齢の18歳ではありません。

 また、大学卒業を想定した年齢まで支払わなくてはならないと思っていらっしゃる方もいるようですが、必ずしも大学卒業の年齢まで支払わなければならないわけではありません。離婚前に子が大学へ行くことを前提としていた場合や、夫婦の学歴を鑑みて、大学へ行くことが自然と思われる場合が、大学卒業までを前提とした年齢となります。

 なお、子が高校卒業や中学卒業で就職した場合、その時点で養育費の支払い義務はなくなるので、要注意です。